土台は健康

経営、営業、採用、管理・・・さまざまなことを経験し、これからも日々学んでいくのですが、これまで生きてきて、前提条件として”健康であることが必要である”という当たり前のことを痛感している。

20代の時はひたすら体力にまかせて動いてきた。逆に動いてこれたので、ついつい量でカバーという考えが頭に残ってしまう。ただ効率性という要素を考えると、仮に自分のだせる能力最大値を10としたら、徹夜でやるなど慢性的な睡眠不足で60%しか出せていないとすると、①1日8時間最大値で仕事をする、②しんどい中で1日12時間働きつづける場合どちらがパフォーマンスが高いのか。

①睡眠も含め心身健康状態:10×8時間=80

②慢性的な睡眠不足:6×12時間=72

簡単な計算式ですが、この当たり前のことができていない。特に私の場合慢性的な睡眠不足で20代でずっと走っていたので、10の効率を実感することなくきているため、余計に①を生み出すことが怖くてできなかった。

そして、40代をむかえ、単なる睡眠不足でなく、実際に病に倒れる同年代のものもいると、60%どころではなく、下手をすると0になってしまう。

私はこれまで華やかな経験はしていないが、些細な経験ではあるが人並みに経験を積んできた。感覚でマネジメントをしたり、話題の組織理論を真剣に学び実践もした。現在の考えとして万能のマネジメントはないと考えているが、誰しもに共通すると絶対にいえることは、健康でないと絶対に効率は落ちるということだ。でも実はこの健康が当たり前にあるように思えるのでついついないがしろにしてしまう。

まずは土台の健康。これを一番に考えていくことが何よりも大切ではないかと考えている。健康であれば失敗しても、次の挑戦ができる。いわゆる勝つまでやれば失敗はないというのは正しいが、それが実現できるのは健康であり続けないといけない。

一人でも多くの人に心身の健康をもとに日々をすごしていくことをはたらきかけていきたい。